☆倭姫の宝珠の願い☆

☆☆☆倭姫の願い☆☆☆

☆大宇宙の真理-合理性を知らしめる倭姫☆

Princess Japan Yamatohime showing the truth and the rationality of the Philosophy in the Mankind World

☆ 宝珠

如意宝珠-Cintamani
(にょいほうじゅ チンターマニ 梵: चिन्तामणि [cintaamaNi])とは、仏教において様々な霊験を表すとされる宝の珠のこと。サンスクリット語でチンターとは「思考」、マニは「珠」を指す言葉で、「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味である。如意宝、如意珠、または単に宝珠(ほうじゅ、ほうしゅ)とも呼ばれる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%82%E6%84%8F%E5%AE%9D%E7%8F%A0

http://en.wikipedia.org/wiki/Cintamani

☆ 下記掲載の画像作品 ☆:

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倭姫

2016年9月8日木曜日

「トモダチ作戦支援基金」設立へ 小泉純一郎 元内閣総理大臣 記者会見2016年9月7日

小泉純一郎元首相が記者会見 「トモダチ作戦で被ばく」の米兵救済へ基金創設(2016年9月7日)



2016/09/07 にライブ配信

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小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見(全文1)被ばく米兵救済のため 1/3

http://blogos.com/article/189652/

小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見
小泉元首相は、2011年3月の福島第一原発事故をきっかけに原発の危険性に対して気づいたとして、以降、「原発ゼロ」を訴えている。

東日本大震災の救助や復興を支援した米軍の「トモダチ作戦」に参加した元米兵らが、同原発事故で被ばくしたとして東京電力を相手取り集団訴訟を起こているが、7月にはそうした米兵を救済するための基金の立ち上げた。


トモダチ作戦とは? 城南信用金庫相談役、城南総合研究所長の吉原氏

司会:吉原さん。

吉原:先に。

司会:はい。

吉原:城南信用金庫相談役、城南総合研究所長をしております吉原と申します。今回のトモダチ作戦の記者会見に当たりまして、経緯をお話しさせていただきます。小泉先生はかねてより、「ロナルド・レーガン」をはじめとするアメリカの兵士の方々が3.11のときに日本の人たちを救うために一生懸命努力してくださったということを気に掛けており、その中に健康被害を被っている方々がいて、大変な深刻な事態に陥っているということをご存じでした。そしてこれにつきましてぜひ、興味を持って調べるようにと私どもにご指示がありまして、そしてある会合におきまして、ちょうど3月28日でございましたけれども、エイミー辻本さんと出会いまして、いろいろ、そのときにお話を伺いました。そして、この放射性、放射能が、大量の放射性物質が福島から太平洋のほうに流れて、約90%以上の放射性物質が流れたそうですけれども、それを、直撃を浴びたのが救助に当たっていたアメリカの若い男女の兵士の方々に、直接被害が及んでしまったことを伺って。

女性:吉原さん、通訳を入れさせてください。

吉原:あ、ごめんなさいね。日本の言葉でした。

通訳:(英語)。どうぞ、続けてください。

吉原:はい、ごめんなさい。それで、3月28日にエイミー辻本さんとお会いしたわけです。そしてさまざまなお話を伺いまして。そして、これはぜひお見舞いに行かなくてはいけない。日本のために尽くしてくれたアメリカの若い方々の、病気になっていることに対して大変心を痛めて、人道的な観点から、ぜひお見舞いに行こうということで、私どもにご命令されました。

そこで城南総合研究所といたしまして、小泉先生はその名誉所長でいらっしゃいますのでご一緒にサンディエゴへ行って、大勢の兵士の方々に直接お話を伺って今回の活動に至ったわけでございます。

これから先生からお話があると思いますが、本日の記者会見はこのトモダチ作戦に関する記者会見と伺っておりますので、できればご質問につきましてはそれに集中させていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

東日本大震災時、救援活動の米兵が東北沖合で被ばく

小泉:ああ、ああ。大丈夫かな。ああ、これでいいか。これで。
ご紹介いただきました小泉です。本日はお招きいただきましてありがとうございます。今日は60分ぐらい話して、あとの30分は質問に答えると、そういうことのようです。私はここへ初めて来たと思ったんですが、今、写真を見たら現役の総理のときに1回来てるんですね。最近は過去のことをほとんど忘れてますけどね。ちょっと気に掛かってるのは、最近ね、何を言おうとしてるのかも忘れることあるんですよ。

今日は1時間といってもブライアンさんが通訳してくれますから、中身は30分のようですので。トモダチ作戦と、それから私は原発ゼロ運動をしてますから、その点についてできるだけ簡単にお話しして、あとは質問を受けたいと思っております。

私は今日、通訳していただくブライアンさん、そして、奥さんのエイミーさん、ご子息のジュリアンさん、3人の皆さんと、それから、吉原さん、城南信金のですね。一緒にサンディエゴにさる5月、4日間の予定で伺いました。それはエイミーさんから、この救援作戦で被害に遭った兵士たちがかなり出てきてるんだという話を聞いて、それであまり知られてないっていうことを聞いたんですね。アメリカのメディアにおいても、日本のメディアにおいても知られてないと。

そこでエイミーさんいわく、元総理の小泉さんがサンディエゴに行って、じかに被害者の兵士の方々と話し合えば、あるいは実情を聞けば、少しはメディアでも報道してくれるんじゃないかという話だったんです。そういう本当にトモダチ作戦で放射能による被害に遭った兵士がそんなに多くいるのかと、それはやっぱり、人から聞いたよりも、じかに聞いたほうがいいかなと思って、行こうかという話になったんです。

それは3月のことでした、話を聞いたのは。そこに城南信金の吉原さんが同席してたもんですから、私は城南信金のシンクタンク、そこの名誉所長を仰せつかってるんですね。初代の所長は、私の慶應の時代の先生だった加藤寛先生、政府の税制調査会長をしていた経済学者の加藤寛先生でした。

通訳:その加藤寛先生は関係はどういう。

小泉:私の学生時代の先生、教授ね。

通訳:ああ、そうですか。はいはい。

小泉:そして、政府の税制調査会の会長もされてた。

通訳:その方と。

小泉:その方が城南信金の所長をしてた。

通訳:ああ、所長。

小泉:シンクタンクの所長、初代の。

通訳:ミスター加藤何先生ですか。

小泉:加藤寛。

通訳:その2人でこの問題に。

小泉:加藤寛先生っていうのはね、日本人は全部知ってますよ。名前聞けば。有名な人だから。もう説明する必要ない。私も総理時代、経済政策等でいろいろご指導いただいた先生です。その方が亡くなったあと、小泉さん、2代目の名誉所長、どうかという吉原さんの話で引き受けたんです。その吉原さんがブライアンとエイミーさんを紹介して、この会談になったんですね。初めてお会いした、3月。

で、サンディエゴに行って、じかに兵士の話を聞いてくれっていう話を聞いたときにちょっと考えたんです。そしたら吉原さんがすぐね、ホテル代と飛行機代は私が出しますって言ってくれたんです。城南のシンクタンクの名誉所長をしていますけども、給料は一切もらってないんですけども。そこまで熱心に言っていただくんだったらやっぱり聞く必要があるなと思ってね、行ったんですよ。



 http://blogos.com/article/189652/?p=2

小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見(全文1)被ばく米兵救済のため 2/3

 放射能が出てるのを知らずに、防護服を着ずに救援活動

5月。で、4日間ですね。10名のその健康被害に遭った兵士の皆さんとお話をいたしました。だいたい20代、30代の方ですね。その方々がトモダチ作戦で韓国に行く途中、日本政府からの要請で「ロナルド・レーガン」がすぐ東北へ行けという指令を受けたと。で、東北沖合で停泊して、ヘリコプターで被災地等に行ったり来たりしながら、救援活動に励んでくれたんです。約1カ月間、そこに滞在しながら、さまざまな救援活動に励んでくれて、その後、しばらくたってから、体の調子がおかしいという状況だったようです。

半年後、1年後、病院とかお医者さんに診てもらったんだけども、原因不明と言われたと。そのうち、日がたつにつれて、鼻血が止まらない、下血が止まらないと、そういう状況のようだったようです。

通訳:あれは下痢ですか。

小泉:下痢ですね。下痢っていうか。血も出てる。下のほうからも血が出てるわけです。で、これは放射能の被害じゃないかなというふうにだんだん感じてきたようですよ。で、3月にこの話を聞いたときに、ブライアンさん、エイミーさんが、あの「レーガン」でその状況を映していたビデオがあったんですね。残ってんです。ビデオも拝見しましたよ。で、彼らは放射能が来てると知らないもんですから、あのときはメルトダウン、福島の原発が起きたとき、海のほうへ風が吹いてたんですね。そこで彼らはまさか放射能が出てるの知らないもんですから、防護服を着てないで救援活動してたわけです。で、帰ってきたら、原子力空母ですから当然、ガイガーカウンターなり、放射能測定器も乗せてますよね。それが鳴りだしてるわけですよ。すぐ服を脱げ、シャワーを浴びたっていう、そういうような話も、ちゃんと声も、音声も入ってるんですよね。

だから、東北地方の人よりも放射能の風、放射能プルームっていうんですか。それが海に行ったもんですから、もろに放射能汚染の中にいるんじゃないか、状況、恐れてたわけですね、みんな。話に出てるわけですよ。ことによると、これ俺たちは放射能の中にいるんじゃねえかっていう。考えてみれば、服を脱いでシャワー浴びろって言われても、今から考えると、シャワーを浴びるの、海水ですから、海水の塩分を除くシャワーを浴びてたと。放射能の物質は除けないんですよね。なおかつ、料理は海水を真水にして、淡水にして、海水を使って料理してんですから、当然放射能の汚染された海水です。海水を、塩分だけ取った真水ですけども放射能物質は残っている、汚染された、汚染水によって料理してたわけですよね。それを食べてるわけですよ。

で、日がたつにつれて、病気の症状は重くなる。しかし、この病気は放射能の被害によるものとは断定できないというのが、病院においても医者においても共通の言葉だったようです。彼ら、じかに会ってお話聞いてたんですが、彼らは海兵隊ですから。聞くところによると、海兵隊っていうのは一番厳しい訓練をされる、要求される部隊のようですね。だから、みんな頑健な兵士だったんですよ。20代、30代ですから、頑健な、健康状態良くなきゃ、海兵隊に採用されないわけですよね。その頑健な兵士がもう軍隊の隊員としての活動も十分できなくなった。日々、体の症状が悪くなってるのはよく分かってる。そういう状況の話をじかに伺いました。

私が行ったときは、もうすでに7名の方が病気で亡くなったと。300人もその病気で苦しんでる兵士たちが出てきたと。だからそういう話で、サンディエゴに来てくれるっていう人は限られてたようですね。さまざまな病状の方から聞こうと思ったんですけども、最後、もう1人、来るという予定の人が病状が重くて来れないという人、その人はできませんでしたけども、だいたい症状の比較的軽い人が来てくれたようです。

女性兵士の1人で、妊娠しながらその救援活動をしていた女性がいたと聞いています。その方は本人はみえませんでしたけども、生まれたときは障害児で、もうその子供は亡くなったと。本人も今、病気で除隊しているという話でした。で、それぞれ若い兵士が頑健な体にあるにもかかわらず、思いがけない放射能に汚染されて、病状に苦しんでいる姿。会ってみて1つ驚いたことには、病気を抱えながらも諦めというか、何か明るいんですよね。暗くないんですよ、みんな。仕方がないって言って。

で、しかし、軍隊の隊員として病気が重くなっていくと、正常な活動が出来ない、普段の。で、自分から除隊、体が思わしくないので除隊した人もいるし、あるいは外から見ててもこれはもう活動できないだろうと思えば、除隊せざるを得ない。そういう状況のようですね。で、除隊すると、お医者さんにかかった場合、医療保険が利かないという人がいましたね。

通訳:その病気の。

小泉:兵士の中ね。自分が除隊させられると、除隊すると、今まで軍隊にいた限り、軍の病院で面倒見てくれると。しかし、除隊しちゃうともう軍の病院とは関係なくなってる。自分で行かなきゃいけない。民間の病院に。

で、どちらかと言うと海兵隊委員の皆さんは比較的、裕福ではない家庭の方が多いと。日本のように国民皆保険じゃないですから、アメリカは。医者にかかるだけで相当なお金が掛かるようです。あの頑健な兵士がね、こういう活動できないで、苦しんでる姿をどうしてもっと早く知らなかったのかと。またあまり新聞で報じられてないのはなんでなのかと、不思議に思いましたね。

400人を超える兵士が放射能被害と思われる病に苦しんでいる

ロナルド・レーガン空母にいる乗組員は5000人ぐらいいるようですね。で、そのほか空母ですから、付随する艦艇も一緒に来てますよ。で、あとで聞いたことによると、あのトモダチ作戦、1カ月か2カ月の間に米軍は日本政府の要請に基づいて、海兵隊のみならず海軍、陸軍、空軍、約2万人を超える兵士があのトモダチ作戦に参加して、救援活動に励んでくれたようです。

しかし放射能があれほど漏れて、防護服着ないまま活動していた兵士が放射能被害によると思う病に苦しんでるっていうのをじかに聞いて、これは放っておけないなって私は思ったんです。で、兵士たちは淡々と話してましたね、私は任務としてこういう活動をしていると、ヘリコプター乗った、あるいはヘリコプターを整備していたとか、そういう任務について淡々と話していましたよ。しかしこの病気になっちゃって、まあ、仕方がないなというわけですね。

いや、これもね、私は行くときね、300人って聞いたのもびっくりしたんです。300人も出てるなと、病気に苦しんでる人がね。で、お見舞いに行くんだから行く前に吉原さんと相談してね、お見舞い金、なにがしか持ってかなきゃ悪いなと、お菓子って皆、持っていったってしょうがないだろうと思って、200~300万円持っていきゃいいかなと思ったんですよ。10人かそこらじゃないかなと思ったら、300人超えてるって聞いてね、こりゃ200~300万円だと恥ずかしくて恥かいちゃうなと思って、じゃあ手ぶらで聞こうと。何も持ってかない、聞いただけです。

ところが行ったときは300人、超えたと。帰ったとき、4日間ですけどね、帰るときは400人を超えたっていう話を聞いたんです。それで話を聞いて、じかにね、また聞きじゃなくて、じかにその病気で苦しんでる兵士を聞いて、ああ、お気の毒ですね、とか、かわいそうですねって言って、それでおしまいにするわけにはいかないなと思ったんです。

で、今、兵士たちは裁判を起こしてますよね。だから兵士はいかなる被害に遭ってもアメリカの政府を訴えることはできないという、そういうアメリカの側ではそういう制度のようですから、東電とGEとか会社を訴えているようです。それは日本で裁判するのか、アメリカで裁判するのかっていうのを今、争っている最中のようです。

で、私は5月にじかに、サンディエゴに行く前に、外務省の北米局長を訪ねてこういう自体だけど知ってるかと聞きました。聞いてみると、事情は正確に把握していたようです。

通訳:把握して? 把握してなかった?

小泉:いや、私が行く前に北米局長を訪ねて、こういう話なんだけども外務省は知っているか、という話をしたんです。北米局長に。そしたら知っていると。じゃあじかに、私は兵士たちと、これから行くから、サンディエゴに行って、じかに兵士に聞いてまた話するって言って、行った。そして帰ってきてからまた報告に行きましたよ。

しかるに同情はしてくれましたけどね、北米局長は。ああ、せっかくトモダチ作戦に、救援してきた方々がこういう苦しい事情っていうのは本当に残念だ、かわいそうだという話はしてましたけども、政府としてはこれは何もできないんだという話でした。そこで、政府の考え方も分かりますし、それからアメリカの上下両院も国防総省に、どうなってるのかっていう、聞いてるんですよね、アメリカで。で、アメリカ国防総省の、その問いに対する返答が、だいたい東電とかGEと、言ってることと同じことでした。健康被害、これは放射能による健康被害とは断定できないという結論のようです。



http://blogos.com/article/189652/?p=3

小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見(全文1)被ばく米兵救済のため 3/3


政府は何もできず 治療費に役立てられるよう7月5日に支援基金を立ち上げた

しかし、医者でない私が言うのもなんですけどね、断定できないにしても、頑健な兵士がこれほどの被害を浴びて、鼻血とか下血が出て、しかもレントゲンを撮ると内部に腫瘍ができてるとか言われている状況。これを見ればね、だいたい、これは放射能による被害だっていうのは分かりますよ、常識で。

そこで、政府は何もできないんだけども、じかに聞いた私としては何か自分にできることをやらなきゃいかんと思ったから、そうだなと。民間でやる、今、一番苦しんでる人にできたのは、なにがしかの治療に役立ててくれるような基金を立ち上げて、わずかでも感謝の気持ちを表さなきゃいかんなと思って、この「トモダチ作戦被害者支援金」を立ち上げたんです。私は政府の人間じゃありませんから、もう一民間人ですから、そんな資金もないし、できるだけ多くの国民にこの実情を分かってもらって、少しでも寄付してもらえればいいなと思って、7月5日にこの支援金を立ち上げました。

まあ、200~300万円じゃ笑われちゃいますからね。なんとか1億円を集めて、ミリオンダラーは集めてね、それを今後の治療かなんかに役立ててもらえばなと思って今、吉原さんとかと協力しながら募金活動を始めております。それでも足りないことは分かってますけども、感謝の気持ちだけでも。日本人が感謝をしてるんだと、帰ったときはトモダチ作戦、ありがとう、日本国民が本当に称賛の声でしたね。トモダチ作戦に参加してくれた米軍の兵士たちに。政府も称賛の声を上げて、ありがとう、ありがとう、感謝の念を伝えてましたよ。しかし実際、実情を聞いてね、ああ、何もしてない、これはまずいなと思って、そのような基金を立ち上げたわけです。だらだら長く続けるわけにはいかないです、政府でもないし。ただ気持ちだけでも少し形に示そうかなと思ってこの基金を。来年の3月31日までに1億円ぐらい集めて、お見舞い金として渡そうかなと思って今、その活動を進めています。

で、私のこの記者会見をテレビで見て、感銘を受けたと言って、いち早く協力してくれたある有名な人がいます。その人は建築家の安藤忠雄さんです。安藤忠雄さんから連絡があってね、あ、小泉さん、協力するよと自分も。1000万ぐらい寄付しようかって言うんですよ。いや、1人でね、そんな出せんのかって言うと、いやいや、安藤さんいわく、俺が1人で出すんじゃないよと。1万円で1000人集める。1万円の会費を取って、1000人の講演会を開く。小泉さん来てくれれば、1000人集めるから。1万人が1000人だと1000万円じゃねえかと。なるほどなと。しかし、1万円お金を出してね、私の話を聞いてくれる人なんか1000人もいないよって言ったら、いやいや、俺、集めてみせる、大阪で。

さる8月18日、大阪で、その日本を考える会で、小泉が講演するというチラシを作ってね。会費、入場料1万円。これは全部トモダチ作戦に寄付しますというチラシを作ってくれたんです。それでも行く前もだいたい、券はね、1000枚買ってくれる人がいたとしても、10枚、20枚買ってくれる人もいるでしょう。しかし実際に1000人、その会場に来てくれんのか心配しな、でも実際、会場、当日、1000人の椅子が足りないっていうんですよ。椅子が足りないからって300足した。1300人。1300ぐらい集まっちゃったんです。大したもんだなと。こういう人はいないだろうと、安藤さんみたいに思ったら最近、安藤さんの話を聞いたと。東京でやりたいっていう人が出てきまして、なるほど、そのチラシを参考にしたいから教えてくれ。ありがたいなと思ってます。

今、だいたい4000万近くそういう基金が集まりましたから、なんとか来年までには1億円、達成しようと思って頑張ってます。トモダチ作戦についてはこんなところで。あ、そうそう、額は難しいね。400万と4000万は違うから。

複数:(笑)

【連載】小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見 全文2へ続く

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 小泉元首相がトモダチ基金創設で会見(全文2)原発は安全第一ではなかった
 
  http://blogos.com/article/189653/


記事

小泉元首相がトモダチ基金創設で会見(全文2)原発は安全第一ではなかった 1/2

今、なぜ原発ゼロの運動してるのか

小泉:今日はせっかくの機会だから、私はなぜ原発ゼロの運動してるかっていうのも、時間がもうちょっとあるから話しますよ。

 私に対する批判の一番大きな点は、なぜ総理のときは原発必要だって言っていながら、辞めたら原発必要ないと言い出したのかという、この批判です。それはね、専門家の意見を信じてたんですね。まず原発は安全。コストは他の電源に比べて一番安い。CO2を出さない永遠のクリーンエネルギー。この3つですよね、専門家の言うのは。確かに日本は資源をほとんど外国から輸入している。文明生活を送るためにはこれからも原発が必要だという意見を信じてたんです。

 しかし5年前の3月11日のあの東北の大震災、地震、津波、そしてメルトダウン、福島原発の。これを見て、私は自分で勉強し直しましたよ。

 これを調べていくうちに、この3つの推進論者、必要論者が言ったのは全部うそだと分かったんです。原発の導入の経緯、実情、歴史、それ調べてみてね、よくもこんなうそを信じていたと自分を恥じました。昔からこういう言い古されたことはありますよ。過ちを改むるにはばかることなかれ、過ちを改めざる、これを過ちという。過ちと分かったんだから改めなきゃいかんと思って、この原発ゼロ運動を始めたんですね。

 まずね、原発導入されて50年、その間、大きな事故は3つありましたよ、世界で。まず最初、アメリカ、スリーマイル島。スリーマイル、1979年。スリーマイルね、これアメリカですよ、原発の本場。依然としてあの地域、人住めませんよね。あのスリーマイル島には人が住めませんよ、今でも。

 1986年、チェルノブイリ、これもまた原発事故。今でもひどい状況ですよ。最近チェルノブイリ30年たったけども、25年目にあのチェルノブイリ事件において結構病人が出ている、後追いしていたお医者さんたちがいたわけですね。その資料もいろいろ見てみました。そのチェルノブイリの実情、健康被害を調べていって、25年だから子供も大人になってます。そういう状況を日本の北陸の医師会が日本語に訳してるのが私のところに送ってきましたよ。訳されてるのが、日本語に訳されてる。1986年ですからまだソ連崩壊の前です。隠されていたことも結構あったと。だからその当時の甲状腺がんとか白血病っていうのは大人に出てましたけど、その子供が今20代、30代になってます。その子供にも影響が出てるのは分かってきましたね。

 スリーマイル、チェルノブイリ事故が起こったあとも日本の原発は違うんだ、日本のは絶対安全なんだと、多重防護されているんだと、これが専門家の意見でした。ところが5年前のあの福島のメルトダウン、これはもう最悪のチェルノブイリ級、それに勝るとも劣らないそういう被害でしょう。日本は大丈夫だと、そうじゃなかったんですよ。今、50年間でこれだけ大きな事故が起きてるんですけども、それ以外に、人為的なミス、機会の故障、これ数え上げればもう切りがない程、原発っていうのは事故なり故障なり、ミスを起こしてるんですよ。

安全第一と言いながら、収益第一だった

考えてみれば今、よく言われます、推進論者からね。小泉さん、機械に絶対安全なんかあり得ませんと。機械に、産業に絶対に安全なものはないと言っている。飛行機にしても自動車にしても、みんな絶対安全でやってるんだけども事故は起こるんだとそう言ってますよ。そのリスクと恩恵。それを勘案しながらさまざまな技術が発展してきたんだ。しかし考えてみれば、原発っていうのは飛行機とか自動車の事故とは、桁外れに違う大きな被害を現す。ひとたび事故が起これば。第一、福島のメルトダウンにおいても、広島、長崎の原爆を落とされたあとの放射能の、放射能に関して言えば100倍以上の放射能が拡散したっていうんですから。

 いまだにあの福島近辺の住民の皆さんは帰れませんよ。これから何年たったら帰れるのか分かんない。大人の人も5年、10年いけば年取っちゃって帰れない。若い人は移ったところで新たな生活ができる、帰りたくない。ふるさとがなくなっちゃうっていうのが分かったわけですね、ひとたび事故が起きたら。

 安全第一と言いながら、最近分かった。収益第一なんですよ、東電も原発会社も。安全第一じゃない。いい例が、安全第一じゃなくて、収益。利益第一。経営第一、利益第一。安全二の次。

 社長も原発会社の経営が第一なんですよ、安全よりも。それが分かったんです。あの福島のメルトダウンが起きる前から、これは安全対策が不十分じゃないかという声はあったんです。しかし、いや、チェルノブイリと違って、1つ壊れてもまだ多重防護してるから大丈夫だというのが専門家の答えだったんです。いい例が、あの事故が起こった直後、原発は原則廃炉40年、40年たったものはもう廃炉にしろ。なぜか。長い年月たてばあの原子炉は劣化する。事故が起こりやすくなるから、40年でもう廃炉しなきゃいかん。今、変わっちゃったよ。今は例外じゃなくなっちゃった。ほとんど申請してくれば政府も認めるようになった。
 原発を動かさないと利益が上がってこない、原発会社は。ところが。
 時間取る、時間取る、時間取るから。なぜならね、どこまで話したっけな。

複数:(笑)




http://blogos.com/article/189653/?p=2

小泉元首相がトモダチ基金創設で会見(全文2)原発は安全第一ではなかった 2/2

日本は原発ゼロでやっていける
 
小泉:そうそう。40年がね、60年まで認めてくれとか言ってきてるわけですよ。ところが、小泉さん、原発ゼロなんて無責任ですよ。3年前、私が原発ゼロ運動していたとき、財界のある人が言ってきましたよ。2~3カ月ならともかく、ずっとゼロにする、将来先ならばあれだけど、直ちにゼロっていうのはね、それは寒い冬が来れば、暑い夏が来れば、みんな国民も電気がほしくなる。冷房、暖房、さまざまな電気のありがたさが分かると。そんなのは長くは続きませんよと言ってましたよ。

 ところがどうですか。2011年3月、事故が起こった。それ以降、2013年の9月まで、原発は日本、たった2基しか動いてなかったんですよ。2013年9月から去年の9月、2年間、まったくゼロですよ。去年の9月から、2016年、今、9月、伊方の原発が1基動いたから3基といっても、10月、12月は川内が止まりますから、ということは1基しか動かないんですよ、1基。ちゅうことは2基か1基、これは推進論者がばかにしていた自然エネルギー、自然エネルギーで原発の電源、30%、原発になったのを、2~3%の自然エネルギーに原発の代わりになるわけはないだろうと批判してたんですよ。

通訳:今が2%ですか。

小泉:原発、今までね、30%の電源を供給していた。事故前は、事故前は。ところが5年以上たって、たった2基しか動いていない。にもかかわらず、暑い夏も寒い冬も、東京も大阪も全国、1つも停電が起きてない。ゼロでやっていけるんですよ、日本は。ゼロ宣言してないけども、原発ゼロで5年以上、なんの停電も起きない。電気、余っちゃってんの。電気余ってんの。

複数:(笑)。

通訳:電気の、料金が?

小泉:違う、電気のもう供給が余っちゃってんの。足りないどころじゃない、余っちゃってんの。自然エネルギーはどんどん増えていく。原発を進めようと思ったら、安全対策どんどんどんどん金が掛かる。もう時間過ぎて、やめろ、やめろって言うからやめますけども。

複数:(笑)。

小泉:ただ安いっていうのはうそよ。原発。ますます、一番高い。あらゆる産業の中で一番金食い虫。政府の金使う。とんでもない。よくもこういううそついてたな。なんですか、東電なんていうのは事故の時点で、自分たちだけじゃ賠償払えないと、人が、被害、払えないから支援してくれと政府に言った。あの事故直後ね、2011年。じゃあ5兆円まで政府が支援すると言ったの。上限が5兆円。5兆円って、英語で難しいから訳すの。

複数:(笑)。

通訳:(笑)。Who wants tell me what’s the 5 cyo-yen。

男性:5 trillion.

通訳:5 trillion yen.

小泉:それが、去年9兆円に上げたの。2015年。9兆円まで支援しようって。そしたら最近、東電は9兆円でも足りないからもっと支援してくれと要請してるよ。賠償とかね、除染とか、これから廃炉があるんですよ。廃炉って東電だけじゃできない。原発会社だけじゃできない。政府の金使わなきゃなんない。いっくら金掛かるか分かんない、原発産業っていうのは。

 あとは言いたいけども、時間がないから言わないけど。ともかく原発はどんどんどんどん金がかかる。国民の税金を使う。「もんじゅ」なんて永遠のエネルギー、ごみを使ってまたエネルギーになるんだからって「もんじゅ」やった。30年前ですよ。10年後に完成した。故障。30年たった。一度も動いてないって言っていい。維持費だけで1日5000万。これをね、もう規制委員会からもう経営主体を変えろって言われながら、まだ文科省はうだうだうだうだしてる。あきれちゃうよね。1兆2000億円掛かって、これ全部税金。一度も動いてないって言っていい。2~3カ月動いたんだけど、故障してパー。30年たってできないんですよ。よく「もんじゅ」っていう名前付けたと。

複数:(笑)。

小泉:文殊っていうのはお釈迦さまで、賢い、知恵のある言葉ですよ、文殊。3人寄れば文殊の知恵、3人集まればいいアイデアが出るっていう意味ですよ。300人集まろうが、3000人集まろうが全然いいアイデア出てこない。

複数:(笑)。

小泉:時間過ぎましたがこれでやめますので、まだ話したいことあるんだけども、あとは質問になるけども。ともかく原発はね、もう日本じゃやっていけない産業です。ピンチをチャンスに変える一番いいチャンスなんだ。この事故は確かにピンチだけども、自然エネルギーで日本はやっていける、証明しちゃったんだ。自然エネルギーどんどん動いてる。無限にある太陽、風力、水ね、これを使っていけばさらに日本は発展できる。

 5分超過、5分超過しましたけども、あとは質問を受けますから。

 【連載】小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見 全文3へ続く
 
小泉元首相がトモダチ基金創設で会見(全文3完)国民運動的なやり方がいい
 
2016.09.07 20:03
 
 
記者1:(英語)。次世代の安倍さんのことをどう思いますか。

小泉:原発に対してはまったく私の意見と違うけども、で、原発意見は違うんだけども、総理としてはかなり前回を反省して、よく頑張ってんじゃないかなと思いますよ。

司会:(英語)

フェニックステレビ:香港フェニックステレビ特派員の(※判別できず)と申します。今日はありがとうございました。小泉さんの著書を拝読させていただきますと、とても面白かったと思います。で、ここで2つ質問したいんですが、まず1つ目、小泉さんのトモダチ作戦っていうことは、日本の中でほとんど報道されずに注目されていません。これはなぜだと思われますか。そして今後、政府に何か協力を求めるようなお考えはあるのかどうか。これが1つ。

 そして2つ目に、3年前の9月に安倍総理がオリンピックを誘致した際に、福島はアンダーコントロールだということを国際社会でアピールをしました。アンダーコントロールということはとんでもないというふうに、ご著書の中で書いておられますが、この福島の現状についてどう思われるのか。そして汚染水の海洋への流出についても海外では大変懸念はされている話でもあります。これについては、その処理について日本はちゃんとこれからコントロールする能力はあるのかどうか、どのように対応すべきなのかということをお聞かせください。

小泉:まずトモダチ作戦が知られていないという点、これもね、私は不思議なんですよ。もっと大きく報道されていい話だと思うんですけども。想像なんですがいわゆる原子力村というか、原子力関係者、その人たちの宣伝というか働き掛けが、マスコミに対しても政府に対してもかなり大きく影響してるのかなという気がしますね。そういう点があまりメディアでは報道されない理由かなと思ってます。

 それと安倍総理のアンダーコントロールの話ね。これはうそですよ。

複数:(笑)

小泉:これはアンダーコントロールされてない。現在だってね、何キロかにわたって土を凍らせようっていう作戦。で、地下水をコントロールするってんだけど、いまだにコントロールできないでしょう。やるやる、できるできるってできない。だから、よくああいうこと言えるなって俺、不思議なんですよ。もう1つ不思議なのはね、九州の川内原発、去年、原子力規制委員長の田中さんが、九州電力の申請に対して、福島事故後の新しい基準に合格したと。申請をオーケーした。ところがそのあと、でも、私は安全とは申し上げないって言ってるんですよ。

通訳:それは去年のいつですか。

小泉:去年の、去年、10月か。

通訳:10月ですか。

小泉:うん。そのあと政府はなんて言ったか。日本の原発は世界一厳しい安全基準だと言ってんですよ。世界一厳しいっていうんだったらアメリカと比べてみろ。アメリカの原発と。すぐ分かるよ、アメリカより甘い基準だということが。

司会:(英語)

記者2:(英語)。ですから彼が言うには、あれですね。この(※判別できず)、アメリカ政府、調査委員会があったんですね。その調査委員会においては、もうそれを、あんまりにも低被曝量だから、だから、そのあれを、病気もたらすものではないと。それから日本政府はいまだに同じ立場、福島県民にはそれを、被害を認めないと。だから、ずっと言われて、有力者は、ずっとこの、影響があったということを否定し続けてる。どこ見ても。だから現にそれが、その被害を見てるわけです。だから、そういう食い違いはどのように解釈するんでしょうか。

小泉:それは私の講演の中にお話ししましたけどね。それも、専門家のお医者さんから見れば、断定できないって言ってるんですよ。放射能被害とは断定できないって言ってるんですよ。医学的に証明できるか、証明できないかの問題ではなくて、私は自分の常識で、これだけ頑健な兵士が病気になっている、この点に私は重点を置いてるんです。

 だから、それらの病に苦しんでる兵士に対してなんらかできることあればいいなと思ってやってることですから、私は常識を信じてますから。私よく変人って言われるけどね、私は常識人だと思ってるんですよ。

複数:(笑)

小泉:だってじかに聞いてね、これはあの頑健な兵士がこれだけ苦しんでね、病気になってる。医者じゃないけども、病気で苦しんでる姿には変わりないんだから。せっかく日本の救援に来てくれた方がね、これだけ病に苦しんでるのに黙ってていいかと、そうじゃないだろうと思ってやってんですから。医学的な見地と私の見地は違っても、現実に病に苦しんでる人たちに何をするか。この問題の違いですよ。

 ちょっとね、訂正したいんだけどね。私の返事をstrange personと訳しましたよ。これ私、総理のときね、外国人記者に聞いたんですよ。どうも日本語に訳すと変人、英語に訳すとねeccentricとかね、strangeになっちゃうと、こういう理由で変人と言われたのはね、イギリス人だったかな、いい言葉教えてくれましたね。小泉、あんたはstrangeでもeccentricでもないと。extra ordinaryと言われた。

複数:(笑)

通訳:Alright.

小泉:だから変人っていうのは英語はね、extra ordinaryと訳したほうがいい。

通訳:そうだ(笑)。

小泉:ブランディー 01:29:44だってextra ordinaryのほうがいいでしょう。

Weekly geo-political news and analysis:(英語)。竹中平蔵などの情報源によると、小泉さんが現役のときに日本が地震兵器で落とされたために、日本の相互持ち合い制度を終わらせて、日本の上場企業の議決権を外国ハゲタカファンドに渡したというんですけども、そうじゃなければなんで日本の上場企業の議決権を外資に渡したんですか。
 

【中継録画】小泉純一郎元首相が会見 トモダチ基金を7月に創設


 
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2016/09/07 に公開
小泉純一郎 元内閣総理大臣 記者会見「トモダチ作戦支援基金」設立へ  小泉元総理発言は6:26←(数字をクリックでその場面に飛べます)44:15←「1千万円寄付しようか?とある人物から電話がかかったエピソード・・・


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160907-00000007-wordleaf-pol&p=1

小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見(全文1)被ばく米兵救済のため

THE PAGE 9月7日(水)19時9分配信

東日本大震災時、救援活動の米兵が東北沖合で被ばく

「トモダチ作戦支援基金」設立へ 小泉純一郎 元内閣総理大臣 記者会見2016年9月7日

小泉元首相は、2011年3月の福島第一原発事故をきっかけに原発の危険性に対して気づいたとして、以降、「原発ゼロ」を訴えている。

【中継録画】小泉純一郎元首相が会見 トモダチ基金を7月に創設

東日本大震災の救助や復興を支援した米軍の「トモダチ作戦」に参加した元米兵らが、同原発事故で被ばくしたとして東京電力を相手取り集団訴訟を起こているが、7月にはそうした米兵を救済するための基金の立ち上げた。

トモダチ作戦とは? 城南信用金庫相談役、城南総合研究所長の吉原氏

司会:吉原さん。

吉原:先に。

司会:はい。

吉原:城南信用金庫相談役、城南総合研究所長をしております吉原と申します。今回のトモダチ作戦の記者会見に当たりまして、経緯をお話しさせていただきます。小泉先生はかねてより、「ロナルド・レーガン」をはじめとするアメリカの兵士の方々が3.11のときに日本の人たちを救うために一生懸命努力してくださったということを気に掛けており、その中に健康被害を被っている方々がいて、大変な深刻な事態に陥っているということをご存じでした。そしてこれにつきましてぜひ、興味を持って調べるようにと私どもにご指示がありまして、そしてある会合におきまして、ちょうど3月28日でございましたけれども、エイミー辻本さんと出会いまして、いろいろ、そのときにお話を伺いました。そして、この放射性、放射能が、大量の放射性物質が福島から太平洋のほうに流れて、約90%以上の放射性物質が流れたそうですけれども、それを、直撃を浴びたのが救助に当たっていたアメリカの若い男女の兵士の方々に、直接被害が及んでしまったことを伺って。
通訳:(英語)。どうぞ、続けてください。

吉原:はい、ごめんなさい。それで、3月28日にエイミー辻本さんとお会いしたわけです。そしてさまざまなお話を伺いまして。そして、これはぜひお見舞いに行かなくてはいけない。日本のために尽くしてくれたアメリカの若い方々の、病気になっていることに対して大変心を痛めて、人道的な観点から、ぜひお見舞いに行こうということで、私どもにご命令されました。

そこで城南総合研究所といたしまして、小泉先生はその名誉所長でいらっしゃいますのでご一緒にサンディエゴへ行って、大勢の兵士の方々に直接お話を伺って今回の活動に至ったわけでございます。

これから先生からお話があると思いますが、本日の記者会見はこのトモダチ作戦に関する記者会見と伺っておりますので、できればご質問につきましてはそれに集中させていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 
 
小泉:ああ、ああ。大丈夫かな。ああ、これでいいか。これで。
ご紹介いただきました小泉です。本日はお招きいただきましてありがとうございます。今日は60分ぐらい話して、あとの30分は質問に答えると、そういうことのようです。私はここへ初めて来たと思ったんですが、今、写真を見たら現役の総理のときに1回来てるんですね。最近は過去のことをほとんど忘れてますけどね。ちょっと気に掛かってるのは、最近ね、何を言おうとしてるのかも忘れることあるんですよ。

今日は1時間といってもブライアンさんが通訳してくれますから、中身は30分のようですので。トモダチ作戦と、それから私は原発ゼロ運動をしてますから、その点についてできるだけ簡単にお話しして、あとは質問を受けたいと思っております。

私は今日、通訳していただくブライアンさん、そして、奥さんのエイミーさん、ご子息のジュリアンさん、3人の皆さんと、それから、吉原さん、城南信金のですね。一緒にサンディエゴにさる5月、4日間の予定で伺いました。それはエイミーさんから、この救援作戦で被害に遭った兵士たちがかなり出てきてるんだという話を聞いて、それであまり知られてないっていうことを聞いたんですね。アメリカのメディアにおいても、日本のメディアにおいても知られてないと。

そこでエイミーさんいわく、元総理の小泉さんがサンディエゴに行って、じかに被害者の兵士の方々と話し合えば、あるいは実情を聞けば、少しはメディアでも報道してくれるんじゃないかという話だったんです。そういう本当にトモダチ作戦で放射能による被害に遭った兵士がそんなに多くいるのかと、それはやっぱり、人から聞いたよりも、じかに聞いたほうがいいかなと思って、行こうかという話になったんです。

それは3月のことでした、話を聞いたのは。そこに城南信金の吉原さんが同席してたもんですから、私は城南信金のシンクタンク、そこの名誉所長を仰せつかってるんですね。初代の所長は、私の慶應の時代の先生だった加藤寛先生、政府の税制調査会長をしていた経済学者の加藤寛先生でした。
通訳:その加藤寛先生は関係はどういう。

小泉:私の学生時代の先生、教授ね。

通訳:ああ、そうですか。はいはい。

小泉:そして、政府の税制調査会の会長もされてた。

通訳:その方と。

小泉:その方が城南信金の所長をしてた。

通訳:ああ、所長。

小泉:シンクタンクの所長、初代の。

通訳:ミスター加藤何先生ですか。

小泉:加藤寛。

通訳:その2人でこの問題に。

小泉:加藤寛先生っていうのはね、日本人は全部知ってますよ。名前聞けば。有名な人だから。もう説明する必要ない。私も総理時代、経済政策等でいろいろご指導いただいた先生です。その方が亡くなったあと、小泉さん、2代目の名誉所長、どうかという吉原さんの話で引き受けたんです。その吉原さんがブライアンとエイミーさんを紹介して、この会談になったんですね。初めてお会いした、3月。

で、サンディエゴに行って、じかに兵士の話を聞いてくれっていう話を聞いたときにちょっと考えたんです。そしたら吉原さんがすぐね、ホテル代と飛行機代は私が出しますって言ってくれたんです。城南のシンクタンクの名誉所長をしていますけども、給料は一切もらってないんですけども。そこまで熱心に言っていただくんだったらやっぱり聞く必要があるなと思ってね、行ったんですよ。
 
 
 
放射能が出てるのを知らずに、防護服を着ずに救援活動
 
 5月。で、4日間ですね。10名のその健康被害に遭った兵士の皆さんとお話をいたしました。だいたい20代、30代の方ですね。その方々がトモダチ作戦で韓国に行く途中、日本政府からの要請で「ロナルド・レーガン」がすぐ東北へ行けという指令を受けたと。で、東北沖合で停泊して、ヘリコプターで被災地等に行ったり来たりしながら、救援活動に励んでくれたんです。約1カ月間、そこに滞在しながら、さまざまな救援活動に励んでくれて、その後、しばらくたってから、体の調子がおかしいという状況だったようです。

半年後、1年後、病院とかお医者さんに診てもらったんだけども、原因不明と言われたと。そのうち、日がたつにつれて、鼻血が止まらない、下血が止まらないと、そういう状況のようだったようです。

通訳:あれは下痢ですか。

小泉:下痢ですね。下痢っていうか。血も出てる。下のほうからも血が出てるわけです。で、これは放射能の被害じゃないかなというふうにだんだん感じてきたようですよ。で、3月にこの話を聞いたときに、ブライアンさん、エイミーさんが、あの「レーガン」でその状況を映していたビデオがあったんですね。残ってんです。ビデオも拝見しましたよ。で、彼らは放射能が来てると知らないもんですから、あのときはメルトダウン、福島の原発が起きたとき、海のほうへ風が吹いてたんですね。そこで彼らはまさか放射能が出てるの知らないもんですから、防護服を着てないで救援活動してたわけです。で、帰ってきたら、原子力空母ですから当然、ガイガーカウンターなり、放射能測定器も乗せてますよね。それが鳴りだしてるわけですよ。すぐ服を脱げ、シャワーを浴びたっていう、そういうような話も、ちゃんと声も、音声も入ってるんですよね。

だから、東北地方の人よりも放射能の風、放射能プルームっていうんですか。それが海に行ったもんですから、もろに放射能汚染の中にいるんじゃないか、状況、恐れてたわけですね、みんな。話に出てるわけですよ。ことによると、これ俺たちは放射能の中にいるんじゃねえかっていう。考えてみれば、服を脱いでシャワー浴びろって言われても、今から考えると、シャワーを浴びるの、海水ですから、海水の塩分を除くシャワーを浴びてたと。放射能の物質は除けないんですよね。なおかつ、料理は海水を真水にして、淡水にして、海水を使って料理してんですから、当然放射能の汚染された海水です。海水を、塩分だけ取った真水ですけども放射能物質は残っている、汚染された、汚染水によって料理してたわけですよね。それを食べてるわけですよ。

で、日がたつにつれて、病気の症状は重くなる。しかし、この病気は放射能の被害によるものとは断定できないというのが、病院においても医者においても共通の言葉だったようです。彼ら、じかに会ってお話聞いてたんですが、彼らは海兵隊ですから。聞くところによると、海兵隊っていうのは一番厳しい訓練をされる、要求される部隊のようですね。だから、みんな頑健な兵士だったんですよ。20代、30代ですから、頑健な、健康状態良くなきゃ、海兵隊に採用されないわけですよね。その頑健な兵士がもう軍隊の隊員としての活動も十分できなくなった。日々、体の症状が悪くなってるのはよく分かってる。そういう状況の話をじかに伺いました。

私が行ったときは、もうすでに7名の方が病気で亡くなったと。300人もその病気で苦しんでる兵士たちが出てきたと。だからそういう話で、サンディエゴに来てくれるっていう人は限られてたようですね。さまざまな病状の方から聞こうと思ったんですけども、最後、もう1人、来るという予定の人が病状が重くて来れないという人、その人はできませんでしたけども、だいたい症状の比較的軽い人が来てくれたようです。

女性兵士の1人で、妊娠しながらその救援活動をしていた女性がいたと聞いています。その方は本人はみえませんでしたけども、生まれたときは障害児で、もうその子供は亡くなったと。本人も今、病気で除隊しているという話でした。で、それぞれ若い兵士が頑健な体にあるにもかかわらず、思いがけない放射能に汚染されて、病状に苦しんでいる姿。会ってみて1つ驚いたことには、病気を抱えながらも諦めというか、何か明るいんですよね。暗くないんですよ、みんな。仕方がないって言って。

で、しかし、軍隊の隊員として病気が重くなっていくと、正常な活動が出来ない、普段の。で、自分から除隊、体が思わしくないので除隊した人もいるし、あるいは外から見ててもこれはもう活動できないだろうと思えば、除隊せざるを得ない。そういう状況のようですね。で、除隊すると、お医者さんにかかった場合、医療保険が利かないという人がいましたね。

通訳:その病気の。

小泉:兵士の中ね。自分が除隊させられると、除隊すると、今まで軍隊にいた限り、軍の病院で面倒見てくれると。しかし、除隊しちゃうともう軍の病院とは関係なくなってる。自分で行かなきゃいけない。民間の病院に。

で、どちらかと言うと海兵隊委員の皆さんは比較的、裕福ではない家庭の方が多いと。日本のように国民皆保険じゃないですから、アメリカは。医者にかかるだけで相当なお金が掛かるようです。あの頑健な兵士がね、こういう活動できないで、苦しんでる姿をどうしてもっと早く知らなかったのかと。またあまり新聞で報じられてないのはなんでなのかと、不思議に思いましたね。
 
 
 
400人を超える兵士が放射能被害と思われる病に苦しんでいる
 
ロナルド・レーガン空母にいる乗組員は5000人ぐらいいるようですね。で、そのほか空母ですから、付随する艦艇も一緒に来てますよ。で、あとで聞いたことによると、あのトモダチ作戦、1カ月か2カ月の間に米軍は日本政府の要請に基づいて、海兵隊のみならず海軍、陸軍、空軍、約2万人を超える兵士があのトモダチ作戦に参加して、救援活動に励んでくれたようです。

しかし放射能があれほど漏れて、防護服着ないまま活動していた兵士が放射能被害によると思う病に苦しんでるっていうのをじかに聞いて、これは放っておけないなって私は思ったんです。で、兵士たちは淡々と話してましたね、私は任務としてこういう活動をしていると、ヘリコプター乗った、あるいはヘリコプターを整備していたとか、そういう任務について淡々と話していましたよ。しかしこの病気になっちゃって、まあ、仕方がないなというわけですね。

いや、これもね、私は行くときね、300人って聞いたのもびっくりしたんです。300人も出てるなと、病気に苦しんでる人がね。で、お見舞いに行くんだから行く前に吉原さんと相談してね、お見舞い金、なにがしか持ってかなきゃ悪いなと、お菓子って皆、持っていったってしょうがないだろうと思って、200~300万円持っていきゃいいかなと思ったんですよ。10人かそこらじゃないかなと思ったら、300人超えてるって聞いてね、こりゃ200~300万円だと恥ずかしくて恥かいちゃうなと思って、じゃあ手ぶらで聞こうと。何も持ってかない、聞いただけです。

ところが行ったときは300人、超えたと。帰ったとき、4日間ですけどね、帰るときは400人を超えたっていう話を聞いたんです。それで話を聞いて、じかにね、また聞きじゃなくて、じかにその病気で苦しんでる兵士を聞いて、ああ、お気の毒ですね、とか、かわいそうですねって言って、それでおしまいにするわけにはいかないなと思ったんです。

で、今、兵士たちは裁判を起こしてますよね。だから兵士はいかなる被害に遭ってもアメリカの政府を訴えることはできないという、そういうアメリカの側ではそういう制度のようですから、東電とGEとか会社を訴えているようです。それは日本で裁判するのか、アメリカで裁判するのかっていうのを今、争っている最中のようです。

で、私は5月にじかに、サンディエゴに行く前に、外務省の北米局長を訪ねてこういう自体だけど知ってるかと聞きました。聞いてみると、事情は正確に把握していたようです。

通訳:把握して? 把握してなかった?

小泉:いや、私が行く前に北米局長を訪ねて、こういう話なんだけども外務省は知っているか、という話をしたんです。北米局長に。そしたら知っていると。じゃあじかに、私は兵士たちと、これから行くから、サンディエゴに行って、じかに兵士に聞いてまた話するって言って、行った。そして帰ってきてからまた報告に行きましたよ。

しかるに同情はしてくれましたけどね、北米局長は。ああ、せっかくトモダチ作戦に、救援してきた方々がこういう苦しい事情っていうのは本当に残念だ、かわいそうだという話はしてましたけども、政府としてはこれは何もできないんだという話でした。そこで、政府の考え方も分かりますし、それからアメリカの上下両院も国防総省に、どうなってるのかっていう、聞いてるんですよね、アメリカで。で、アメリカ国防総省の、その問いに対する返答が、だいたい東電とかGEと、言ってることと同じことでした。健康被害、これは放射能による健康被害とは断定できないという結論のようです。
 
 
 
政府は何もできず 治療費に役立てられるよう7月5日に支援基金を立ち上げた
 
しかし、医者でない私が言うのもなんですけどね、断定できないにしても、頑健な兵士がこれほどの被害を浴びて、鼻血とか下血が出て、しかもレントゲンを撮ると内部に腫瘍ができてるとか言われている状況。これを見ればね、だいたい、これは放射能による被害だっていうのは分かりますよ、常識で。

そこで、政府は何もできないんだけども、じかに聞いた私としては何か自分にできることをやらなきゃいかんと思ったから、そうだなと。民間でやる、今、一番苦しんでる人にできたのは、なにがしかの治療に役立ててくれるような基金を立ち上げて、わずかでも感謝の気持ちを表さなきゃいかんなと思って、この「トモダチ作戦被害者支援金」を立ち上げたんです。私は政府の人間じゃありませんから、もう一民間人ですから、そんな資金もないし、できるだけ多くの国民にこの実情を分かってもらって、少しでも寄付してもらえればいいなと思って、7月5日にこの支援金を立ち上げました。

まあ、200~300万円じゃ笑われちゃいますからね。なんとか1億円を集めて、ミリオンダラーは集めてね、それを今後の治療かなんかに役立ててもらえばなと思って今、吉原さんとかと協力しながら募金活動を始めております。それでも足りないことは分かってますけども、感謝の気持ちだけでも。日本人が感謝をしてるんだと、帰ったときはトモダチ作戦、ありがとう、日本国民が本当に称賛の声でしたね。トモダチ作戦に参加してくれた米軍の兵士たちに。政府も称賛の声を上げて、ありがとう、ありがとう、感謝の念を伝えてましたよ。しかし実際、実情を聞いてね、ああ、何もしてない、これはまずいなと思って、そのような基金を立ち上げたわけです。だらだら長く続けるわけにはいかないです、政府でもないし。ただ気持ちだけでも少し形に示そうかなと思ってこの基金を。来年の3月31日までに1億円ぐらい集めて、お見舞い金として渡そうかなと思って今、その活動を進めています。

で、私のこの記者会見をテレビで見て、感銘を受けたと言って、いち早く協力してくれたある有名な人がいます。その人は建築家の安藤忠雄さんです。安藤忠雄さんから連絡があってね、あ、小泉さん、協力するよと自分も。1000万ぐらい寄付しようかって言うんですよ。いや、1人でね、そんな出せんのかって言うと、いやいや、安藤さんいわく、俺が1人で出すんじゃないよと。1万円で1000人集める。1万円の会費を取って、1000人の講演会を開く。小泉さん来てくれれば、1000人集めるから。1万人が1000人だと1000万円じゃねえかと。なるほどなと。しかし、1万円お金を出してね、私の話を聞いてくれる人なんか1000人もいないよって言ったら、いやいや、俺、集めてみせる、大阪で。

さる8月18日、大阪で、その日本を考える会で、小泉が講演するというチラシを作ってね。会費、入場料1万円。これは全部トモダチ作戦に寄付しますというチラシを作ってくれたんです。それでも行く前もだいたい、券はね、1000枚買ってくれる人がいたとしても、10枚、20枚買ってくれる人もいるでしょう。しかし実際に1000人、その会場に来てくれんのか心配しな、でも実際、会場、当日、1000人の椅子が足りないっていうんですよ。椅子が足りないからって300足した。1300人。1300ぐらい集まっちゃったんです。大したもんだなと。こういう人はいないだろうと、安藤さんみたいに思ったら最近、安藤さんの話を聞いたと。東京でやりたいっていう人が出てきまして、なるほど、そのチラシを参考にしたいから教えてくれ。ありがたいなと思ってます。

今、だいたい4000万近くそういう基金が集まりましたから、なんとか来年までには1億円、達成しようと思って頑張ってます。トモダチ作戦についてはこんなところで。あ、そうそう、額は難しいね。400万と4000万は違うから。

複数:(笑)
 
【連載】小泉純一郎元首相がトモダチ基金創設で会見 全文2へ続く


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